法学部・教育学部試験問題
*試験は,本試験・追試験ともオンラインで実施された.
問1と問2の両方に答えなさい.いずれについても,解答の構成や文章の論理性についても評価対象とするとともに,解答に誤りや不要な要素が含まれている場合には減点を行うので注意されたい.配点は問1が60点,問2が40点である(オンライン試験となった場合は,問1が評価全体の6割,問2が4割となる形で評価を行う).
問1 日本における1990年代半ば以降の地方分権改革と2000年代以降の公務員制度改革について,それぞれの内容の概略をできるだけ簡潔に述べた上で,両者の比較を行い,その共通点と相違点を述べなさい.さらに,それらの共通点と相違点をもたらす諸要因がいかなるものであるかについて考察を加えなさい.
問2 次頁以下の資料(掲載省略:京都市の事務事業評価における1事業の評価表)について,行政学の視点から解説を加えなさい.
法学部・教育学部追試試験問題
問1と問2の両方に答えなさい.いずれについても,解答の構成や文章の論理性についても評価対象とするとともに,解答に誤りや不要な要素が含まれている場合には減点を行うので注意されたい.配点は問1が60点,問2が40点である(オンライン試験となった場合は,問1が評価全体の6割,問2が4割となる形で評価を行う).
問1 内閣官房とはいかなるものであるか,その特徴をもたらした要因は何か,そして内閣官房はいかなる帰結をもたらすかといった以上3点について,時期区分を行いながら論述しなさい.
問2 日本の中央・地方関係の特徴を述べた上で,それが今回の新型コロナウイルス感染症への対応について,どのような作動を見せたか,論述しなさい.
法学部採点結果
秀23,優43,良33,可21,不可および不受験40,履修者中の単位取得率75.6%
経済学部レポート試験課題
*経済学部の方針にしたがい,レポート試験での評価とした.
課題
講義で取り上げた,あるいは教科書に記載されている論点やテーマの中から二つを選びなさい.ただし,その二つは教科書第I部から第IV部の異なる部から選ぶものとする.その上で,二つの論点ないしテーマの関係について,あなたの考察・見解を述べなさい(例:同時期に生じたAとBは共通する原因Cによって生じたものである).そして,そのあなたの考察や見解を裏付ける,あるいはサポートする証拠として,学術論文か具体的な事例を見つけて,その内容について紹介をしなさい.
字数は問わない.
経済学部採点結果
89-80点;3名,79-75点;1名,74-70点;4名,69-65点;1名,59点以下および不受験4名.