1.参加者:4年生5名,3年生5名,オブザーバー1名,計11名
2.概要:政治学・行政学の最近の学術論文を理解し,検討する能力を身につける.最先端の研究の少なくとも「消費者」になることを目指す.
3.各回の内容,課題文献
- 10/3 ガイダンス
- 10/10 有権者1;木村高宏. 2017. 「京阪神三都市における小さな政府選好の検討」『金沢法学』60(1), 69-90.
- 10/17 有権者2;善教将大. 2017. 「何が維新への支持態度を規定するのか: サーベイ実験による検討」『法と政治』67(4), 1-33.
- 10/24 政策形成過程1;京俊介. 2016.「イシュー・セイリアンスと刑事政策 : 「ポピュリズム厳罰化」と「民意なき厳罰化」の政治過程」『公共政策研究』16:19-32.
- 10/31 政策形成過程2;森山花鈴.2016. 「自殺対策における官民学の役割」『アカデミア 社会科学編』11:59 – 87.
- 11/7 政策形成過程3;真下英二. 2016. 「自治基本条例の制定要因に関する一考察: 制度的変化のもたらす影響から」『尚美学園大学総合政策論集』23, 1-23.
- 11/14 改革と中止1; 深谷健. 2016. 「規制改革の動態と官僚制: 市場から接近する再規制の過程とその構造」『武蔵野法学』(5), 37-71.
- 11/21 改革と中止2;早川洋行. 2017. 「新幹線新駅中止―地域社会のドラマ分析―」『名古屋学院大学論集 社会科学篇』53(4), 95-116.
- (11/28は11月祭に伴い月曜講義日)
- 12/5 政策実施1;伊藤修一郎.2016.「京都市による屋外広告物政策の実施 : 議会関与仮説の検討」『学習院大学法学会雑誌』52(1): 45-84.
- 12/12 合同ゼミの準備
- 12/15 合同ゼミ
- 12/19 政策実施2;荒見玲子. 2014.「資格認定の実施過程におけるアクターの応答性の規定要因とそのメカニズム : 福井県の要介護認定調査の分析から」『社會科學研究』65巻1号: 135-178頁.
- 12/26 政策実施3;関智弘.2016.「生活保護行政と自殺:最後のセーフティネットは機能しているのか」『公共選択』66:82-99.
- 1/9 政策効果1;川村一義. 2015. 「震災復興と地方議会の統合機能」『山形大学法政論叢』(62), 201-252.
- 1/16 政策効果2; 赤松礼奈. 2018. 「粗大ごみの有料化に関する実証分析」『会計検査研究』(57), 37-52.