博士前期・政治学方法論特殊講義II  学部・日本政治応用研究 13

授業のテーマと到達目標

この講義は,受講者がゲーム理論の初歩を理解していることを前提として,ゲーム理論を用いたモデルの作成方法について学び,実際にそれを用いて日本政治についての分析を試みるものである.
履修者の到達目標は,ゲームの構成要素を理解し,実際の政治現象をモデル化できるようになることである.

授業の概要と計画

教科書として掲げた文献を講読しつつ,そこに提示されている課題を解いていき,さらにそれを日本政治の分析にどのように応用していくことができるかを検討していく.
概ね,教科書の1章を二回の講義でカバーする程度の進度を考えている.

成績評価と基準

講義への参加と作業への貢献の程度(100%)

履修上の注意(準備学習・復習、関連科目情報等を含む)

準備学習として,毎週,英語のテキストを15頁ほど読んだ上で,疑問点などをまとめておくことが求められる.
また,講義中に課題を出すので,それを持ち帰って解いてくることも求められる.
この講義は,法学研究科科目「政治学方法論特殊講義II」と法学部科目「日本政治応用研究」の合同科目である.大学院,学部の区別なく,政治学におけるゲーム理論分析について学習してもらうために開講されるものである.
学部生の場合,応用研究科目であるので,履修者数の上限が設定されている.またそのため,初回の講義の際,所定の手続きが必要である.学生便覧と学生掲示板に従い手続きを行うこと.手続き未了の場合は履修を認めない.

教科書

Formal Models of Domestic Politics. / Scott Gehlbach : Cambridge University Press, 2013, ISBN:9781107610422

参考書・参考資料等

もし,これまでゲーム理論について全く触れたことがない者は,下記の入門書のいずれかを事前に読んでおき,ゲーム理論の基礎について学んでおくこと.
岡田章『ゲーム理論・入門』有斐閣,2008年.
渡辺隆裕『ゼミナール ゲーム理論入門』日本経済新聞社,2008年.
佐々木宏夫『入門 ゲーム理論』日本評論社,2003年.